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大河ドラマ 風林火山 その9

長いことさぼっちゃった^^;
今日で最終回でしたね。

まずは川中島の戦いから。
川中島では武田軍と上杉(長尾)軍の戦いが5度ありましたが、永禄四年の戦いが唯一の激戦でした。

この戦いでもお互いににらみ合う時間が長かったですが、先に動いたのが武田勢でした。
兵を二手に分け、一方を上杉軍の背後に回らせて引いてきたところを挟み撃ちにする啄木鳥の戦法という作戦でした。
この作戦を献策したのが山本勘助であったと言われています。
一方の上杉勢は炊き出しの煙がいつもより多かったため、武田勢は動くと確信し兵を進めました。

武田軍の別働隊が上杉軍のいた妻女山についた時にはもぬけの殻でした。
川中島では上杉勢が超攻撃的な車がかりの陣を敷き、武田本軍に襲いかかりました。

兵力は上杉軍が13,000、武田本軍は8,000、武田別働隊は12,000と言われています。
つまり序盤は兵力でも作戦面でも上杉勢が圧倒しました。
ランチェスターの二次法則という戦争に関する法則がありますが、簡単に言うと兵力の二乗に武器や士気などの差を乗じたものが戦闘力になるというものです。
兵力差は13,000対8,000ですが、この法則で考えると169,000,000×x対64,000,000(上杉勢が作戦面で優勢なのでxには1より大きい数字が入ります)となり、兵力差以上に戦力差があることがわかります。
この前半戦の戦いで信玄の弟信繁が討ち死にするなど武田勢は大きな損害を出します。

この前半をなんとか耐え抜いた武田勢に、別働隊が到着します。
兵力差は逆転しますし、今度は上杉勢が背後を突かれ挟み撃ちに合う形となり先ほどの数式に当てはめるまでもなく圧倒的に不利になります。
この時上杉政虎(のちの謙信)が単騎武田本陣に攻め入り、信玄に太刀を浴びせ信玄は軍配で受けた言われています。
後半戦は武田勢が優勢で上杉勢は兵を引くこととなります。

この戦い、勝ったのはどちらでしょう。
前半は上杉軍が後半は武田軍がそれぞれ勝ちと言われています。
しかし攻め入った上杉勢が武田側の領地を占領したわけでは無いので、武田の勝ちと考えていいでしょう。
もっとも人的被害はお互いに多く、当時の兵が半農だったことを考えると兵を失っただけでなく、農業の担い手をも失ったことになりダメージは相当大きかったのではないかと思います。


最後にドラマ全体を振り返ってみます。
昨年の功名が辻では(今でも現実逃避的でおかしいと思う点が多いですが)戦国乱世では意味をなさない平和主義的な台詞が多く、歴史ドラマとしてこれでいいのかと思いました。
ところが今年の風林火山では現代人に言わせれば残虐だと思われそうな人身売買的なシーンもありました。
歴史を見る時にこういう場面をあえて消すことも出来るでしょう。
でも真実を知らなければ話は進みません。
歴史を見れば人間社会にあるのは理想主義的なユートピアでは決してないことを知れるでしょう。
そこを見ずに戦争は悪だとか言うように決めつけてしまうこと(もちろんしっかり学んでそして考えてそういう結論が出たのであれば別ですが)は、簡単なことだとは思いますが永遠に人間社会の本質は見抜くことは出来ないと確信してます。

来年の大河ドラマは興味ないのでパスしますw
再来年の天下の名家老直江兼続を主人公とする天地人に期待です!
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大河ドラマ 風林火山 その8

昨日風林火山の原作読みました。
甘利虎泰が上田原より前に討ち死にしてたし、その上田原の戦いが武田軍の勝利になってました^^;

上田原の戦いで武田勢は板垣信方、甘利が討ち死にするなど大敗を喫しました。
板垣、甘利の討ち死にはもちろん多数の兵を失ったこともとても大きなダメージだったと思います。
当時の兵は半農なので平時は農業をし、農閑期に戦場に駆り出されていました。
その兵を失うと言うことは同時に生産力の低下に繋がるのです。

武田勢を破った北信の雄村上義清はこの呉再度武田勢を破ることになります。
ですがその決着はあっけなくつくことになります。
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大河ドラマ 風林火山 その7

今週は河越夜戦でした。

5000人の兵が籠城する北条家の河越城を山内、扇谷の両上杉家それに古河公方足利氏の軍勢8万が取り囲みました。
今川家と和睦した北条氏康が8000の兵を引き連れて救援に来たのですがまともにぶつかっても勝ち目が無いのは明らかです。

そこで氏康はあたかも降伏するかのように思わせて相手を油断させたところで夜討ちをかけました。
これだけの兵力差があり、空いても弱気だと思うとどうしても油断するでしょう。
両上杉、古河公方連合軍はさんざんに破られ扇谷上杉朝定は戦死します。
(この時代でもこのクラスの武将の討ち死には珍しいです。
他だと桶狭間の今川義元と沖田畷の龍造寺隆信ぐらいですね)

この戦いで北条氏の関東での優越が定まり上杉家(上杉謙信の家ではないです)は力を失うこととなります。
この戦いは戦国三大奇襲戦、日本三大夜戦に数えられています。

それにしても勘助は経歴がよくわからないだけに上手く利用できますね^^;
わざわざ戦見物に送れるんですから。
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再来年の大河ドラマ決定!

再来年の大河ドラマが火坂雅志さん原作の「天地人」だと発表されました。
主役は天下の名家老で陪臣の立場で米沢30万石を領有した直江兼続です!!
http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20070426i512.htm(読売新聞)

原作は読んだこと無いのですがこれはものすごく楽しみです。
私のブログの読者の方ならご存じの方も多いと思いますが直江兼続は上杉景勝(謙信の養子(姉の子))に仕え、景勝が会津120万石の領主になった際に豊臣秀吉の命でうち米沢30万石を与えられ、内政や外交面で上杉家を支えた名家老です。
しつこいかもしれんけどほんま楽しみですw

来年の大河は・・・どうでもいいやw

なお、私のもう一つのブログでATOK用の戦国人名辞書を無料で公開してます♪
ATOKをお使いの方で興味のある方は是非使ってみてくださいね。
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大河ドラマ 風林火山 その6

今週から来週にかけてついに武田晴信が父信虎を甲斐より追放することになります。
親を追放して家督を継ぐというパターンは他の大名家では無いですが、戦国期には武田家以外でも親と子が家督を争うようなことがありました。

豊後(大分県)の大友家では大友義鑑が長男の義鎮(宗麟)ではなく三男の塩市丸に家督を継がせようとしました。
ここまでは信繁に家督を継がせようとした武田家の場合と似てますが、義鑑は塩市丸が家督を継ぐことに反対する家臣に斬られそれが原因で死去しています。

出羽(山形県)の最上家では最上義守が次男義時を擁して長男義光と戦いました。

美濃(岐阜県)では斎藤道三が長男義竜を廃嫡しようとしましたが義竜が先に弟を殺し、道三も長良川の戦いで戦死しました。

どうも長男より弟の方に家督を継がせようとして争うことが多かったようですね^^;

ちなみに追放された武田信虎ですが息子の晴信(信玄)の死の翌年に信濃で没しています。
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大河ドラマ 風林火山 その5

信濃の小領主真田幸隆が登場しましたね。
幸隆自身のちに武田家に仕え戸石城を落としたことで有名ですがその子の昌幸、孫の幸村も有名な一族です。

武田家に使えてた印象が強い幸隆ですが元々は信濃に出兵する武田氏とは敵対してたんです。
一度は信虎に信濃を追われ上野(群馬県)に落ちるのですが、のちに晴信に仕えることになります。
このドラマで勘助の武田家に恨みがあるって話しは創作ですが幸隆の場合は史実ですし恨みもあったと思います。
それでも晴信に仕えたことによって結果的に真田家の家名が天下に轟いたんですから面白いものですね。
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大河ドラマ 風林火山 その4

今日は晴信に三条家との縁談の話がありました。
清華家(せいがけ)の家柄と言われてましたが聞き慣れない言葉なので簡単に解説します。
清華家とは公家の家柄の格のことです。
清華家より上に摂関家という家柄がありそれに次ぐのが清華家です。
この家格からは摂関職には就けませんが大臣までは出世できたんです。
確か明治以降は侯爵に列せられたと記憶してます。
(摂関家は公爵)

今日のメインテーマは花倉の乱でした。
今川氏輝死去に伴う今川家の家督争いですがこれに勝利するのがのちの今川義元です。
一方敗れた側の福島(くしま)氏の嫡男(勘助の兄が逃がした人ですね)はのちに北条氏綱の娘をめとり北条綱成と名乗ることになります。
今後また登場する機会もあるのかな?
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